2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
本日はスコッチのスペイサイド。 代表的なスコッチの多い産地です。特徴としてはバランスの取れた繊細なものが多いです。本日は代表的な①ザ・マッカラン②グレンフィディック③ザ・グレンリベットをみていきます。 ①The Macallan The Macallan 12Y ハイランド…
本日はスコッチウイスキーのハイランドについて。 ハイランドのウイスキーの特徴は「リッチでまろやか」です。 今回は代表的な①オーバン②グレンモ―レンジの2つをご紹介します。 ①Oban Oban 14Y オーバンが位置するのはは西ハイランドとアイランズの境界。豊…
本日はスコッチウイスキーのアイランズを紹介します。アイランズのウイスキーの特徴としてはアイラに似た要素と次回触れるのですがハイランドの要素を足して2で割ったような程よいピーティーさと大自然に恵まれた熟成による複雑さです。 今日は代表的な2つ…
本日はスコッチウイスキーの初回、アイラモルトについて紹介します。 アイラモルトと言えばスコッチウイスキーの中でも特に個性的なウイスキーで、ピート(泥炭)香が特徴的です。今日はそのアイラウイスキーの3つの代表的なウイスキー①ラフロイグ②ボウモア③…
さて、今日から最終回までウイスキーの産地について詳しく見ていきます。 今世界中でウイスキーは生産されているのですが、品質に関してはピンキリです。その中でもしっかりとした信頼がある国が5つあのはご存知ですか? 五大産地は①スコッチ②アイリッシュ③…
本日は「ウイスキーの楽しみ方」について。 皆さんは普段ウイスキーを飲まれる際、どのような飲み方をされますか? 一番多いのがウイスキーをソーダで割ったハイボールではないでしょうか。他にもウイスキーには楽しみ方は沢山あります。 ①ストレート 高品質…
本日は蒸留と同じくらいウイスキーにとって重要なテーマ「樽熟成」についてです。 ワインでも樽熟成について触れましたが、熟成の基本的な考え方は 「お酒(エタノール水溶液)の味をまろやかにするための工程」と考えられます。 時間をおいて熟成させるとエタ…
本日は「ウイスキーの製造過程」をみていきます。 前回触れたようにウイスキーには3つ程種類があります。 ①モルトウイスキー②グレーンウイスキー③ブレンデッドウイスキー これらはワインでいうと赤、白、ロゼワインのようなイメージで大枠の製造工程は同じ…
本日は「蒸留」について。 下の写真は蒸留機の写真です。下のふくらみから上に行くにつれて細長くなっていきます。初めて山崎の蒸留所に行ったときに見た蒸留機に圧倒されたのを今も鮮明に覚えています。形が一つ一つ個性的で、奥ゆかさがあるというか「時」…
本日から20回にわたり「ウイスキー」についてみていきます。 これまで扱った「ビール」と「ワイン」は醸造酒ですが、「ウイスキー」は蒸留酒になります。 ここで簡単に醸造酒と蒸留酒の違いをおさらいすると、醸造酒はアルコール発酵によって生まれたお酒の…
今日でワイン最終回になります。 最終回は「南アフリカ」と「日本」についてみていきます。 ①南アフリカ まず、南アフリカ?ワイン作ってるの?っていう疑問を持つ方の方が多いかもしれません。日本ではあまり南アフリカのワインは認知度も高くはないですし…
本日は南米ワイン「チリ」と「アルゼンチン」についてみていきます。 ①チリ コストパフォーマンスが抜群に良い。コンビニに行けば500円でチリ産ワインが手に入る日本ですが、なぜこんなにも安いのでしょうか?日本は他国からワインを輸入するときは大体15%か…
今日は日本でも多く輸入されているオセアニアのワインについて「オーストラリア」と「ニュージーランド」をみていきます。 ①オーストラリア オーストラリアはテクノロジーと生産者のハイブリッド。厳しい気候の中で試行錯誤をしてブドウ栽培。テロワールとい…
今日はここ10年、20年で右肩上がりの「アメリカ」についてみていきましょう。 アメリカは「ニューワールド・ワイン」の発祥地。 よく「ヨーロッパワイン」と比較されるが、アメリカワインの方が飲んでいてわかりやすくはずれが少ないとは言われている。単一…
本日はその他ヨーロッパをみていきましょう。 フランスとイタリアのほかにもドイツやスペインなど注目すべきエリアはヨーロッパにはたくさんあります。しかし、全てみていくのは時間が足りないので選別して①ドイツ②スペイン③ポルトガル④スイスを紹介します。…
本日からはヨーロッパを順にみていきたいと思います。 まずは「イタリア」です。 イタリアのワインと言えばどんなワインを想像されますか? 私は個人的にサンジョベーゼのキャンティが大好きでイタリアと言えば「赤」というイメージです。 イタリアは生産量…
本日がフランスの最終回。 Ⓕラングドック・ルーション(Languedoc-Roussillon) フランスで最も生産量が多く(総生産量の40%)、栽培面積も最も大きい。味わいはローヌ地方の南部と似通るところが多い。良質なカリニャンから野性的でコクのある赤、シャルドネは…
本日もフランスについてみていきます。 ©コート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone) 大きく北と南に分けられ、北は赤のシラーと白のヴィオニエが主流。反対にバラエティ豊か。しっとりとボディ感のある赤と華やかで複雑なアロマ香る白がローヌの特徴。ボルドーと…
本日から三日間でフランスを勉強していきます。 最初にフランスを勉強すると他の産地の理解がしやすいと思うのでフランスから取り上げます。 フランスの~~産地で品種は~~と言われて味わいが想像できれば一番いいのですが、ソムリエでもない限りやはり難…
さてワイン産地についてこれからみていきたいと思うのですが、どういった環境が美味しいワイン個性的なワインを作っていくのか、条件を詳しく取り上げたいと思います。 ワインの個性を決定づける自然環境要因の総称をテロワールと呼びます。 地球上でワイン…
昨日はワインの選び方を勉強したので、さらに進んで「ワイングラス」についてみていこうと思います。 まず、率直な疑問から。①普通のコップには脚がついていないにもかかわらず、ワイングラスには脚がついています。これは何のため? 答えは①ワインの温度が…
今日のテーマは「ワインの選び方」。 誰でも簡単に選べるように分類分けしながら紹介します。 ①時間帯 まずの飲む時間。お昼時やまだ外が明るい時はできるだけ色の明るいモノかスパークリングをお勧めします。暗くなってきたら赤。ワインは食欲を増進してく…
早速ですが皆さん、質問です。 赤ワインと白ワイン使っているブドウの種類は一緒でしょうか? ヒントはレストランに行った時のお注文をイメージしていただければわかりやすいかと思います。 「赤の重め」「白のフルーティーなもの」「ボルドーのACマルゴーの…
本日は「熟成」についてです。 なぜ発酵後時間を掛けて寝かせるのか? なぜワインやブランデーウイスキーは樽を使って熟成されるのか? などに注目してみていきたいと思います。 まず、熟成工程の基本的な考え方は 「お酒(エタノール水溶液)の味をまろやかに…
前回はワインの基本的な2種類、赤ワインと白ワインについてみてきました。 でも皆さんお気付きの様に「スパークリングワイン」まだ触れてませんでしたね。 今日はそのスパークリングワインについて紹介しようと思います。 最初にでは簡単な質問から。 シャ…
本日のテーマは「赤ワイン」。 白ワインの生産工程との違いに意識しながらみていきましょう。 ①除梗・破砕 まず、除梗といって収穫してきたブドウから枝や茎を取り除きます。 (白ワインと違い、敢えて枝や茎から成分を抽出するためにすべて取り除かず、一部…
皆さん、ワインがどのように作られているかご存知ですか? ブドウから作られているんでしょ!っていうのは知っている方も多いのですが、では赤ワインと白ワインの違いは?と聞かれてさっと答えられる方は少ないはずです。 同じブドウからできているのになぜ…
「フレンチパラドックス」 聞いた事ある方も少なくないと思います。 何かというとフランス人が死亡摂取量が多いのにも関わらず心臓病発生率が他の国と比べて低いのですがそれは赤ワインの影響ではないかという研究結果が発表され、この現象のことをフレンチ…
本日は「ワインの美味しさ」について見ていきましょう。 ワインはビールと違ってグラスに注ぐまでもグラスに注いでからも外部環境に依存しやすく、波のある飲み物。 だからこそ「どのようにワインの持っている繊細な個性を最大限引き出してあげるか」、そこ…
本日から20日にわたって、ワインについて詳しくみていきます。 皆さんにとってワインという飲み物はどういうイメージでしょうか? おしゃれな、お金持ちの人が楽しむ、格式あるなどの印象が強い方もいるかと思いますが、全くもってそんなことはありません。…