お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

no.135 Sake 5

第二回は関東エリアです。 ①鳳凰美田 美しい田園のなかにある小さな蔵ながら栃木を代表する銘柄を輩出。最近は需要に対し供給が追い付かず、入手困難。昔ながらの和釜で米を蒸し、佐瀬式の酒槽でやさしく絞り、丁寧に醸す。すっきりとフルーティな香りと吟醸…

no.134 Sake 4

本日からエリアごとのお勧めの日本酒をご紹介していきます。 一回目は北海道・東北エリア。 ①田酒 名前の通り、田んぼの米のみを使う酒ということで、純米酒造りにこだわる。幻の米といわれた地元青森の古城錦を復活させ、やはり県産の酒造好適米・華想いを…

no.133 Sake 3

本日も引き続き日本酒についてご紹介していきます。 今日は先日も触れた「製造工程の違い」による名称の違いを別の視点から見ていきます。 下の図をご覧ください。 ①生貯蔵 滓引き、濾過の後火入れをせずに貯蔵し、出荷前に火入れをしたもの。 ②生詰め 滓引…

no.132 Sake 2

本日は「日本酒の味と香り、温度」についてご紹介します。 日本酒は味わいや香りに合わせて大きく4つに分類できます。 ①熟酒 香りも味も濃厚なお酒。熟成酒などがここに当たります。 ②醇酒 香りは淡く味が濃厚なお酒。純米酒や山廃など。 ③薫酒 香りが濃く…

no.131 Sake 1

本日から10日間にわたって日本酒をご紹介します。 初回の今日は「日本酒の定義と分類」についてです。 日本酒といえば皆さんは何のブランドを思い浮かべるでしょうか。 プレミアムな日本酒として有名な「獺祭」や「十四代」、もしくは「八海山」や「久保田」…

no.130 Brandy 5

本日はカルヴァドスについてご紹介します。 ①Boulard カルヴァドスの語源は現在のカルヴァドスの生産地であるノルマンディー地方の沖合で“El Calvador”(エル・カルヴァドール)という船が難破した故事から生まれたという説が有力。リンゴを原料につくるブラン…

no.129 Brandy 4

本日はアルマニャックのブランドについて紹介します。 16世紀のフランス海軍の元帥の名前が由来となっている銘柄がシャボーです。フランス最大の輸出量を誇る銘柄であり、アルマニャックの定番銘柄として知られています。フルーティーな香りとクリアな味わ…

no.128 Brandy 3

本日はコニャックのブランドについてみていきましょう。 ①Remy Martin コニャックの代名詞的存在といっても差し支えない銘柄であるレミーマルタン。ブランデーを飲んだことがない人でも名前くらいは知っている人も多く、知名度・人気共に抜群のブランデー。…