no.41 ワインと産地
さてワイン産地についてこれからみていきたいと思うのですが、どういった環境が美味しいワイン個性的なワインを作っていくのか、条件を詳しく取り上げたいと思います。
ワインの個性を決定づける自然環境要因の総称をテロワールと呼びます。
地球上でワインの生産できるエリアは決まっていて、北半球は北緯20~50°の間、南阪急も同様に南緯20~50°の間。年間平均気温が10~16℃、年間降水量が500ml~1600ml。
①気温
昼と夜の気温差が大きいことがポイント。昼と夜の気温差が大きいと果粒に適度なストレスがかかり味が引き締まった良質なものができます。
②日照量
光合成と呼吸の観点から、日照量が多いと光合成が活発になり糖分や合成される成分が増え良質なブドウができます。
③降雨量
降雨量が多いと果粒は水分を多く蓄えます。逆に降水量が少ないと果粒は水分を蓄えられなくなり糖度が高まり、更にワインに必要とされる果皮が厚くなります。なので、適度に降雨量は少ない方がいいと言えます。
以上の条件をふまえて次回から産地を詳しく見ていきます。
次回は「no.42 フランス1」です。お楽しみに^^
ミリオンダラー(Million Dollar)
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