no.95 Rum 2 Bacardi
本日は「Bacardi」について。
Bacardi
バカルディ社はキューバ革命後の国有化政策による接収を恐れ、1960年10月にキューバから撤退後、本社をバミューダ諸島のハミルトンに移転。蒸留所をプエルトリコ、バハマ、メキシコ等に置き、品質管理を行っている。世界で初めてラムとしてチャコールフィルタリング(木炭濾過)を行い、そのスムーズなフレーバーによってカクテルのベースとして使用するスピリッツのパイオニアとなった。コウモリのマーク「バット・デバイス」をロゴに使用したスピリッツ、バカルディは、バーテンダーから絶大な信頼を得ている世界 No.1ラム。バカルディ社が創業後まもない 19世紀後半のキューバは、まだ文盲率が高かったため、一般の人に自社のラムを識別してもらうために、ドン・ファクンドは印象的なマーク(商標)を必要としていました。それを助けたのが彼の妻ドーニャ・アマリアで彼女は蒸留所に入った時、垂木にフルーツコウモリが群生しているのに気づきました。芸術愛好家だった彼女はキューバの絶滅した先住民タイノス族がコウモリをすべての文化財産の所有者とみなしていたことを知っており、当時の人々もコウモリが健康、富、家族の団結などをもたらすものであると一般的に信じられていることも知っていたのです。ドン・ファクンドはこの「コウモリ」を自社の商標として採用し、その後人々に「ドン・ファクンドのラムはコウモリのラム」として広く知られるようになります。
次回は「no.96 Rum 3 Havana」です。お楽しみに^^
リトルデビル(Little Devil)
Recipe
ホワイトラム/ドライジン