no.100 Spirits Summary
本日はスピリッツの最終回。
簡単に4大スピリッツの要所を振り返っていきます。
ジンは
「大麦麦芽やトウモロコシなどの穀物を糖化、発酵、蒸溜。その後、香味成分として、ジュニパー・ベリーや様々なボタニカル(草根木皮)を加えて再蒸溜した無色透明な蒸留酒」
主要な生産国はイギリス、オランダ、ドイツです。
ウォッカは
「穀物を原料として、糖化、発酵、蒸留し、白樺などの炭で濾過した蒸留酒」
炭濾過はスピリッツの刺激成分を除去する作用、軽やかな芳香を生成する作用、まろやかさを付与する作用があります。ウォッカの主な生産国はロシア、ポーランド、北欧、フランスなどです。
テキーラは
「メキシコに自生するアガベ(竜舌蘭)を原料とし、その球茎を糖化、発酵、蒸留して作られる蒸留酒」
①ブランコ-2カ月未満の貯蔵
②レポサド-2カ月以上1年未満の貯蔵
③アネホ-600L以下のオーク樽で1年以上
④エクストラ・アネホ-600L以下のオーク樽で3年以上
ラムは
「サトウキビを原料にし、発酵、蒸留、熟成を経て作られるスピリッツ」
原材料の違いによって
①インダストリアルラム
サトウキビの絞り汁から砂糖の結晶を除いたあとの糖蜜から作られる。簡単に言うとサトウキビで砂糖を作った後の残りを絞って作るのがインダストリアルラム。
②アグリコールラム
サトウキビの絞り汁をそのまま水に薄め発行して作る。サトウキビをラムのために贅沢に使用するのがアグリコールラム。
色の違いによって
①ホワイトラム
連続蒸留した蒸留液をタンクもしくは焦がしていないオーク樽で熟成、その後活性炭などで濾過。
②ゴールドラム
連続蒸留した蒸留液を内側を焼いた樽熟成により着色させる。
③ダークラム
単式蒸留した蒸留液を内側を焦がした樽で3年以上熟成。
に分かれます。
次回は「no.100 Cocktail」です。お楽しみに^^
アフターディナー(After Dinner)
Recipe