お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.122 Liqueur 2

 

フルーツ系のLiqueurについてご紹介します。

 

Cointreu

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コアントローは、フランスのコアントロー社が製造するホワイトキュラソーの1つである。オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴で、そのまま食後酒とするほか、カクテルや菓子、料理などに用いられ、氷などで冷やされると淡く白濁する。これは良質のオレンジが使われている証拠であり、コアントローがホワイトキュラソーと言われる所以とも言える。ニュートラルスピリッツにビターオレンジ(乾燥させたもの)とスイートオレンジ(乾燥させたものと生のもの)の果皮を浸漬して蒸留し、甜菜糖を加えアルコール度数を純水で調整している。アルコール度数は約40度。

 

Grand manier

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コニャックにビターオレンジの蒸留エキス分を加え、オーク樽で熟成させて作られる。アルコール度数は40度で、食後酒としてストレートで飲まれるほか、カクテルやデザートにも用いられる。アレクサンドル・マルニエ により生み出されたフランスのオレンジ・キュラソーの1銘柄である。アルコール度は約40度。

 

Dita

 

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フランスのペルノリカール社が現代人の嗜好に合う新しいリキュールとして開発し、今日代表的なライチ・リキュールの一つとみなされている。アルコール度は24度。東洋をイメージしたエキゾチックな風味を持つよう調整されており、ライチの強い香りが特徴的。本来は "SOHO" という名称であり、日本以外ではその名で販売されているが、日本市場では商標問題から "DITA" に変更された。なお "SOHO" の名は事務所のSOHOのような場所で気軽に飲んでもらえるようにとの思いから付けられたが、その一方 "DITA" という言葉には元々の意味はなく、親しみやすい語感を選んで作られた造語。