お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.24 世界の第3位のビール会社:ハイネケン

 

先日鎌倉に旅をして来たのですが、そこの地ビール『鎌倉ビール』に挑戦してみました。640円もしたのでプレミアムな味わいかと心を躍らせていたのですが、価格の割に残念なビールで意気消沈でした。その時に感じたのがやっぱり大手のビールは安定して美味しいですし、安くて感謝だなと。

 

 

今日はその大手ビールの海外版。
ハイネケンについてです。個人的にも思い出深いビールで、ビールが飲めなかった私が初めて美味しいと感じたビールでした。それから瓶ビールを飲む時はハイネケン。今でもファンです。

 

f:id:amareepace13:20170925163445p:plain

 

 

では、そのハイネケングループについて①歴史②理念③ブランドに分けて見ていきましょう。

 

 

①歴史
1873 年、ジェラルド・ハイネケンという若い起業家がビール醸造への情熱を持ちました。彼は、現在アムステルダムの中心地となった 1 区画の土地を購入し醸造所を建設し、オランダ初の「プレミアム」ラガービールとなるレシピの完成に取り掛かりました。すぐさま1 つ 1 つのボトルにスタンプされたハイネケンという名前は高品質な国家的なシンボルとなりました。それから 140 年にわたってハイネケン醸造所は拡大続け、ジェラルドの子供や孫たちは新天地を開拓しました。現在は、4 代目が更なる真のプレミアムビールの醸造に情熱を注いでいます。

 

 

②理念
We delight consumers, day in day out, with perfect cider and beer brand experiences!

簡単に略すと『高品質なビールとサイダーで顧客を幸せにしましょう』というような意味です。まさに私にハイネケンエクスペリエンスがあったようにブランドの理念が浸深くまで透している会社なのかもしれません。

 

 


③ブランド
会社の名前でもあるように『ハイネケン』が代表ブランド。

普通のビール醸造約2倍の28日を費やし高品質なビール生産を徹底。

「A酵母と呼ばれる19世紀に発見されたハイネケン独自の酵母で発酵。これが他のビールと味わいが違う大きな要因になっています。

なんと世界192か国で一日2500万本飲まれています。その莫大な量を生産するために世界に100のビール工場を保有しています。


まだまだ書き足りないのですが、もし興味があれば導入としてノンフィクション映画ハイネケン 誘拐の代償』を観てみてください。実際に起こったハイネケンの社長が誘拐されるという話でとてもユニークです。


本日も一読ありがとうございました。
次回は『no.25 世界第2位のビール会社:SABミラー』です。お楽しみに^^

 

アメリカーノ(Americano)

Recipe

カンパリ/スイートベルモット/ソーダ