no.23 世界のビール市場
先日までは日本のビール市場についてみてきましたが、本日からは世界のビール市場についてみていきましょう。
いきなりですが、世界で一番のまれているビールブランドは何でしょう?
バドワイザー?ハイネケン?とビール通の方は想像されるかもしれません。
実は
中国のビール雪花ビールです。
中国ビール市場の1/4のシェアを誇る激安ビールで、世界シェアは約5%と他を圧倒しています。味わいは極めてライトで、「水みたいな」「石鹸の味わい」など基本的に肯定的な評価はありません(笑)とにかく安く中国国内では100円を下回るものも多いのだとか...
日本だけに関らず世界になんでも安いものが強い時代なのですね...
ところで、世界のビール消費量は世界人口が増えているので比例して増えているかと思えば、そうではないようで減少傾向にあります。国別の消費1位国である中国の大幅減少が影響したようです。中国の消費量は前年比3.9%減で要因は夏場の天候不順やレストラン消費の減少だと考えられます。2位の米国は同横ばいで、クラフトビール人気が顕著。3位のブラジルは景気低迷の影響で同1.9%減。4位ロシアも同3.6%減。5位はドイツで、7位の日本は同0.5%減。(2015年調査)
世界的に先進国では景気と人口減少の影響をうけビール市場は停滞しているようです。
日本には皆さんがご存知の通り有名なブランドの会社がありますが、世界を見てみるとどうでしょう?会社の名前はピンっとせず、出てこない方も多いかもしれません。少しだけ見てみましょう。
世界ビールメーカー売上ランキング
1.アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)
2.SABミラー(イギリス)
3.ハイネケン(オランダ)
アンハイザー・ブッシュ・インベブは世界で一番有名なバドワイザーを有し世界シェア30%を誇ります。ハイネケンなどはご存知かもしれません。
次回から順に世界のビール会社を詳しくみていきます。
次回は「no.24 世界3位のビール会社:ハイネケン」です。ぜひお楽しみに^^
ネグローニ
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