お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.14 ビールのおいしさ2

 

お陰様で 二週間 継続!!

私自身とても飽き性なので、このブログに関しては何とか工夫して半年間続けていきたいなと思う次第です。

 

本日はビールのおいしさを前回に引き続きみていきます。

 

まずは簡単な質問から

①ビールの泡はお好きですか?

②ビールを飲むときはジョッキ派?グラス派?それとも瓶・缶のまま?

 

①泡について

日本人は海外に比べるとビールの泡を好む傾向にあるみたいです。日本は泡と液体の比率が3:7が理想とされます。一方、海外では泡を多く入れると勿体ないとされ2:8または1:9が理想とされます。読者の皆さん大半はクリーミーできめの細かいあの泡が好きな方が多いかと思います。この泡はビールが外気と触れるのを防ぐ役割があり、飲んでいる間の味わいの変化を防ぎます。あの泡は他のお酒には見られないビールだけの特権ですが、どのようにできるかというと麦芽由来のたんぱく質とホップ由来の苦み成分イソアルファ酸が出会うことで作られます。泡ばかり飲むと苦みを強く感じるのはこのためです。

ビールは泡が消えないうちに飲むべし。ビールを泡持ちの良い状態のまま飲むと「レーシング」といってグラスの内側に泡の後の輪ができます。

 

下図はレーシングの例。

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②ジョッキ?グラス?缶・瓶?

ビールに一番ふさわしいグラスは何か?それは科学的にはジョッキ。なぜならそこが平らでキレイな円形なので、ビールを注いだ時にきめの細かいクリーミーな泡が一番作りやすいからです。もし泡が苦手であれば缶やビールのまま飲むのが一番かと思います。注ぎ足しは厳禁です。

 

最後に余談ですが日本で一般的に飲まれているビールの適温は6~8℃、冷蔵庫で5~6時間です。冷やしすぎも常温もビールを最高の状態で味わうには適していません。

 

本日も一読ありがとうございました。

次回は「no.15 ビールと健康」です。楽しみにお待ちください^^

 

ウイスキーサワー(Whisky Sour)

Recipe

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