no.145 shochu
本日も代表的な芋焼酎をご紹介します。
①桜島
本坊酒造さんの代表銘柄「桜島」。そのデザインと酒質も新たに生まれた芋焼酎「さくらじま」です。南薩摩産のさつまいも(黄金千貫)を原料に、純粋培養の本坊酵母を使い、これまでにないフルーティさと甘く華やかな香りのある芋焼酎に仕上がっています。まろやかな飲み口でありながら、長い余韻とともに穏やかにしみわたっていく深い味わいが楽しめ、ロック・水割り・お湯割り何でも良く合います。
②轟乃露黒
小牧醸造が明治42年創業した当初から造り続けている銘柄「轟乃露」。その黒麹がこの轟乃露黒です。特に使用する麹に特徴があります。九州では近代焼酎の父と言われた
故河内源一郎氏の麹会社「河内源一郎商店」のものが一般的です。しかし、この轟乃露黒では、大阪市にある樋口松之助商店の樋口もやし黒麹を使用して造れています。黒麹特有の後味に残る香ばしさは、それほど感じない柔らかな後味、米由来の甘味も綺麗に
引き出されています。骨太のイメージがある黒麹にあって、女性でも飲める味わいに仕上げています。どことなく上品な轟乃露黒ですが、飲み飽きせず、料理と上手に組み合わせられる味わい。芋焼酎がちょっと苦手という方にもスムーズ受け入れられる味わい。