お酒のあるライフスタイル

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本日は代表的なイモ焼酎をご紹介します。

 

八千代伝

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昭和三年、初代八木栄吉創業の八千代伝酒造「八千代醸造元」。当時から人々に愛され続けた「八千代焼酎」は、遡ること数十年前、「八千代醸造元」休蔵に伴い、 やむなく生産中止となりました。 地元の古老は「うんめかったど~、あいがなかとよいもねちけん。」(美味しかった、あれが無いと夜も眠れない。)と 復興を望む声は強かった一方、なかなか実現までの道のりは遠く険しいものでした。しかし、時は満ち、 人里離れた猿ヶ城渓谷の大自然の中 、その名水を用いて「八千代」は「復刻 八千代伝」として 確かに伝承され、鮮烈によみがえりました。

 

②霧島

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大正5年、霧島酒造創業者・江夏吉助によって初蔵出しされた焼酎は「黒麹」仕込み。
霧島酒造の歴史は、黒麹の焼酎で幕を開けたのです。創業当時の黒麹仕込みの味わいを最新鋭の設備と当社独自の仕込みで再現した「黒霧島」。黒麹の醸すうまさはトロッとしたあまみ、キリッとした後切れにあります。霧島酒造の90余年の永きに渡る伝統と卓越した技術からこの美味しさはつくられているのです。霧島酒造は、宮崎県・都城市本格焼酎を造り続けています。本格焼酎黒霧島」の原料は、南九州の広大な芋畑で栽培したサツマイモ・黄金千貫。そして仕込み水や割り水に使っているのが、南九州・都城盆地の地下約100mにある巨大な水がめから湧き出る「霧島裂罅水」。適度にミネラルと炭酸ガスを含み、焼酎づくりの大敵である鉄分をほとんど含まず、酵母菌の発酵に最適な育成条件を備えています。本格焼酎黒霧島」は、この「霧島裂罅水」と「黄金千貫」というふたつの宝によって生まれました。

 

小鹿

 

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小鹿は、鹿児島県の規定する「ふるさと認証食品認証事業」において、鹿児島県産さつま芋を原料とした県産芋焼酎として認証されました。国見山系の清らかな名水と大隅(おおすみ)の豊かな自然の恵みをもとに丹精込めて造り上げた逸品。鹿児島焼酎小鹿は、大らかな鹿児島の自然の中で生まれた芋焼酎です。さつま芋の品質と鮮度にこだわり、平成6年に農業法人小鹿農業生産組合を設立し自社栽培を開始いたしました。鹿児島焼酎小鹿は、地元大隈地方で生産される新鮮なさつま芋を100%使っています。