お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.138 Sake 8

 

本日は中国エリアの日本酒をご紹介します。

 

①王祿

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無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、重い肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み、生詰など5種類の酒を醸す。また「王碌 純米大吟醸」は生で2年~5年の熟成を経た後に出荷。袋吊り漏斗取り原酒本生、袋吊り漏斗取りオリ、舟掛け原酒本生、舟掛けオリの4種。濃厚な旨みと芳醇な味わい。

 

②獺祭

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杜氏による酒づくりを廃止して、原料は山田錦のみ、造りは純米大吟醸のみと徹底された酒造りが行われており、10数年前に「獺祭」が誕生して以来、機械化できるところと、人の手でなければできないところを明確にする合理的な発想と先鋭的な醸造技術が注目され続け、高い品質と驚異的なコストパフォーマンスを両立させ続ける獺祭に喝采がおくられている。 海外展開にも積極的で台湾、アメリカ、フランス、イタリア、中東など世界中の飲食店に展開。同郷の安倍首相からプーチン大統領オバマ大統領に獺祭がプレゼントされるなど、名実ともに日本を代表する世界に愛される日本酒となった。 「獺祭 発泡にごり酒」は日本酒のスパークリングとして女性を中心に大人気。 「獺祭 磨き 二割三分」は綺麗な甘みと蜂蜜のような上品な味わいが特徴的。よく冷やして食前酒にしたり、河豚のような淡泊な魚や香り高い松茸、フルーツと合わせるのもおすすめ。