no.74 Gin 2 Beefeater
長らく更新お待たせしました。
パソコンが壊れてしまい修理に長い時間がかかってしまい、申し訳ございません。
本日からまた毎日更新していければと思います。
本日は「Beefeater」について。
Beafeater
BEEFEATERとはロンドン塔を守る近衛兵のこと。王家の宝「クラウン ジュエル」を守る彼らは、国王主催のパーティーの後、残った牛肉の持ち帰りを許されたことからBEEF+EATER(牛肉を食べる人)と呼ばれるようになります。ふだんは黒い制服を着用していますが、祭事のときに着るのがラベルに描かれている赤い制服。BEEFEATERブランドの誕生は1820年のこと。若き薬剤師ジェームス・バローの手によってつくりだされたオリジナルレシピは、創業以来受け継がれ、今なおマスター・ディスティラーであるデズモンド・ペイン氏によって守り続けられています。そのラベルには、1820という誕生の年号と、魅力あふれるシンボルキャラクターBEEFEATER、そしてジェームス・バローのサインが描かれています。1820年に誕生したBEEFEATERジン。創業者のジェームス・バローは、薬剤師としての豊かな知識からアルコールとジュニパーベリーの効用に着目して、BEEFEATERオリジナルの新しいレシピをつくり上げたのでした。
連続式蒸溜機による澄んだ味わいのニュートラル・グレインスピリッツに、多種多様なボタニカル(草根木皮)を浸してつくるその味は、切れ味鋭いクリーンな風味の中にも、ボタニカル類の絶妙なブレンドによって醸し出される豊かな香りと味わいが特徴です。ジンの香りづけに使われるボタニカル類は実に様々。その種類も数も、そして割合も、すべて製造元によって異なります。理由は、ボタニカル類による香りづけこそが、ジンのレシピの生命線であるからにほかなりません。基本となるジュニパーベリーは、杜松(ねず)の実とも呼ばれ、暗紫色の丸い果実を乾燥させたもので、甘い香りといくぶん苦味を含んだ、松脂に似た独特の香気が特徴です。他には柑橘系の爽やかな香りを演出するレモンピールやオレンジピール、料理でおなじみのコリアンダーやアーモンドパウダー、オリス、薬草として知られるリコリスやリキュールに多く使用されるアンジェリカの根、そして種も使用されます。
次回は「no.75 Gin 3 Gordons」です。お楽しみに^^
メロンボール(Melonball)
Recipe
ウォッカ/ミドリ/パイナップルジュース