no.61 スコッチ5 ローランド/キャンベルタウン
本日はスコッチのローランドとキャンベルタウンについて。
マイナーであまり知られていないことも多いのですが、その中でも親しみやすいものを選んだので見ていっていただければと思います。①グレンキンチー②スプリングバンクを取り扱います。
①Glenkinchie
Glenkinchie
スコットランドの首都、エジンバラの喧騒からわずか20マイル(約32km)にありながら、大麦畑に囲まれたのどかな風景の中にあり、生み出されるウイスキーは「エジンバラモルト」と呼ばれます。その生産量の大半はDewarsなどのブレンドになっています。年間生産量ののわずか10%がシングルモルト用に使用される。 甘美でドライ、ライトでスパイシーな味わい。食前酒として様々な食事によく合います。グレンキンチーの芳醇なアロマは、切花、干草、田舎の庭に咲き乱れる花々の香りに表現されることが多い。
②Springbank
Springbank 12Y
使用するすべての麦芽は自家製麦のフロアモルティングで製麦。わずかにピートを炊きます。初留液の一部を2回蒸留する特殊な2回半蒸留。石炭の直火炊きでの初留釜の加熱。ボトリング施設を保有し自社で瓶詰め。ボトラーズブランドケイデンヘッドと同資本でボトリングも同施設内で行う。スプリングバンク蒸留所は他にも2銘柄のシングルモルトウイスキーを生産します。ピートを炊き込み、2回蒸留で仕込むロングロウ。それとは正反対のノンピート、3回蒸留で1997年から仕込み初めたヘーゼルバーン。
マイナーな二つのウイスキーですがぜひお試しあれ。
次回は「no.62 スコッチ6 ブレンド」
ビトゥイン・ザ・シーツ(Between The Sheets)
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