no.49 チリ/アルゼンチン
本日は南米ワイン「チリ」と「アルゼンチン」についてみていきます。
①チリ
コストパフォーマンスが抜群に良い。コンビニに行けば500円でチリ産ワインが手に入る日本ですが、なぜこんなにも安いのでしょうか?日本は他国からワインを輸入するときは大体15%かかります。しかし、チリからワインを輸入する際は5.8%(2016年段階)に軽減され、なんと2019年には0%になるというのです。
また、コストパフォーマンスが良いからといって美味しくないわけではありません。チリは気候とアンデス山脈の影響でワインにとって最高の環境が整っています。アコンカグアやマイポヴァレーなどはチリの代表的な産地です。
主な白品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン
主な赤品種:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、カルメネール
②アルゼンチン
アンデス山脈を挟んで東でブドウ栽培が盛んです。チリとは異なり、太平洋からの冷涼な風が届きません。しかし、栽培地である山々の間の渓谷は標高が高く、日照時間も豊富。しっかり、骨太のストラクチャーがしっかりとしたワインが出来上がると言えます。アルゼンチンでは赤のマルベックが素晴らしく、白はトロンテスと呼ばれる珍しい品種がお勧め。ラ・リオハやメンドーサでの生産が盛ん。
主な白品種:シャルドネ、トロンテス
主な赤品種:マルベック、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン
まとめると、南米のワインはコスパが良くて骨太なものが多いです。学生の宅飲みやアウトドアでの一本には向いてるかもしれません。
次回はワインの最終回「no.50 南アフリカ/日本」です。お楽しみに^^
バンブー(Bamboo)
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