no.48 オーストラリア/ニュージーランド
今日は日本でも多く輸入されているオセアニアのワインについて「オーストラリア」と「ニュージーランド」をみていきます。
①オーストラリア
オーストラリアはテクノロジーと生産者のハイブリッド。厳しい気候の中で試行錯誤をしてブドウ栽培。テロワールというより灌漑や仕立て、輸送技術、低温発酵などテクノロジーの集大成がオーストラリアワインの賜物だといえます。オーストラリアではシラーの事をシラーズと呼びます。オーストラリアのシラーズは高品質で奥ゆかしく評価が高いです。名前が違うのも他の国との差別化として有効で、ブランディングの手段には役立っているのではないでしょうか。
主な白品種:シャルドネ、セミヨン
主な赤品種:シラーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン
ソーヴィニヨン・ブランで有名なホークス・ベイとマールボロ。ニュージーランドでは全生産量の2/3がソーヴィニヨン・ブラン。もう一つ、冷涼な気候で栽培されるピノ・ノワールはウィリントンと南島で良く育ちブルゴーニュスタイルに近い。ホークスベイの暖かいエリアではメルロやカベルネ・ソーヴィニョンも栽培される。
主な白品種:ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング
主な赤品種:ピノ・ノワール、メルロ
オセアニアワインはまだリーズナブルなものが多くはずれも少ない。無難な時の集まりやカジュアルワインとして楽しむのがいいかもしれません。
次回は「no.49 チリ/アルゼンチン」です。お楽しみに^^
アドニス(Adonis)
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