no.45 イタリア
本日からはヨーロッパを順にみていきたいと思います。
まずは「イタリア」です。
イタリアのワインと言えばどんなワインを想像されますか?
私は個人的にサンジョベーゼのキャンティが大好きでイタリアと言えば「赤」というイメージです。
イタリアは生産量ではフランスと世界一位を競い合うほどのワイン大国で、輸出量に関しては常にトップ。イタリアワインのスタイルとしては多様性があげられます。変化に富んだ気候と山岳地帯と海に大きく影響をうけ、幅広い味わいのワインが特徴です。
①北西部
骨格のしっかりした赤ワインが豊富。ピエモンテ州のタンニンの強いネッビオーロ種から作られるバローロ、バルバレスコは有名で一度は飲んでみると良いと思います。この二つはヴィンテージのものをぜひ選びましょう。タンニンが控えめで酸の効いたバルベーラ種とフルーティーで甘いドルチェット種もお勧め。
②北東部
軽やかで気品のある繊細な白が生産されていて、食前酒として人気。有名なプロセッコのスパークリングはシャンパーニュの様に溌剌としていて爽やか。
③中央部
トスカーナ地方がイタリアで一番のワイン産地。サンジョベーゼから作られるキャンティが有名。ボルドー品種をベースにイタリア品種をブレンドした「スーペル・トスカーナ」も流行り。
④南部
高価なワインはほとんどなくてお得。胡椒の風味の効いたプリミティーヴォ種、アーモンドの香りをまとったアリアニコ種などが主流。酒精強化ワインのマルサラ・ワインもお勧め。
まとめると
イタリアのワインを試してみたいときはぜひ赤をトライしてみて下さい。
サンジョベーゼかネッビオーロがイタリアらしい高貴なワインとしてわかりやすいと思います。
次回は「no.46 その他ヨーロッパ」です。お楽しみに^^
ホワイトルシアン(White Russian)
Recipe
ウォッカ/カルーア/生クリーム