no.43 フランス2
本日もフランスについてみていきます。
©コート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)
大きく北と南に分けられ、北は赤のシラーと白のヴィオニエが主流。反対にバラエティ豊か。しっとりとボディ感のある赤と華やかで複雑なアロマ香る白がローヌの特徴。ボルドーとブルゴーニュに比べると知名度がない分美味しい割にリーズナブルなワインが多い。
生産割合:白が10%、赤・ロゼが90%
主な赤品種:シラー、グルナッシュ
主な白品種:ヴィオニエ、マルサンヌ・ルーサンヌ
Ⓓヴァン・ド・ロワール(Val de Loire)
フランス最長の川であるロワール川流域で産出されるワインの総称である。この地方はバラエティ豊かで川が長いという事もあってロワールという名前だけでは味わいを想像しにくい。西のエリアでは辛口の白のミュスカデが有名。川の中流では甘口から辛口まで白のシュナン、赤はフレッシュで果実味が豊富なカベルネ・フランが人気。東のエリアではソーヴィニヨン・ブランが最高品質、シャブリに近いこともあってピノ・ノワールとシャルドネはお得。
生産割合:白が55%、赤・ロゼが45%
主な白品種:ミュスカデ、シュナン・ブラン
Ⓔプロヴァンス(Provence)
「夏のバカンスワイン」というイメージ。ロゼの生産が圧倒的に多く、フルーティーなものが主流。白ワインはハーブ系の香りが素晴らしいものが多く、赤は有機農法で作られたスパイシーで濃厚なものが多い。
生産割合:白が3%、赤が12%、ロゼ85%
主な赤品種:カリニャン、シラー、グルナッシュ
主な白品種:ロール、グルナッシュ・ブラン
次回がフランス最後の回「no.44 フランス3」です。お楽しみに^^
ルシアン(Russian)
Recipe
ウォッカ/ジン/カカオリキュール