no.25 世界第２位のビール会社:SABミラー
こんにちは。本日は「SABミラー」についてです。
名前すら聞いたことのない方も多いかと思います。なぜなら、日本ではあまりSABミラーの商品はオープンに販売されていないからです。でも、もし皆さんと関りがあるとすれば炭酸飲料のコカ・コーラ。コカ・コーラも世界の飲料メーカーであることは言うまでもありませんが、SABミラーはそのコカ・コーラのボトラーなのです。ボトラー とは清涼飲料の濃縮原液を仕入れ、水で薄めたり加工処理をしボトルに入れて消費者の手に渡る状態の最終製品にして出荷する会社の事を言います。
今回は少しマイナーな記事になってしまうと思うので、手短に完結させます。
いつもと同様に①歴史②理念③ブランドの順に追って説明していきます。
①歴史
1895年、南アフリカのヨハネスブルグに南アフリカ醸造社 (South African Breweries) (SABミラー社の前身)創業。金鉱発見を契機にゴールドラッシュが起こり、この町に世界中から移民が集まっていた。南アフリカとイギリスとの間で行われた第一次ボーア戦争と第二次ボーア戦争の中間時期に当たる。当初は本社機能はイギリスのロンドン。
1902年、資本金を倍に増やし非鉱業会社としては南アフリカ最大の企業となる。
1950年、本社をロンドンからヨハネスブルグに移動。
1999年、プライマリー市場をロンドン証券取引所に変更し、本社もロンドンに戻した。
2002年、アメリカのアルトリアグループから醸造量アメリカ2位のミラーを買収し、名称を現在のSABミラーに変更。
2005年、南アメリカで2番目に大きな醸造会社Bavaria S.A.を買収して、AguilaやClub Colombiaなどのブランドを取得。
②理念
‣vision
To be the number one beer brand as well as available in any country over the world.
「世界中で一番のビールブランドになること」
‣mision
Win the customer first choice in both quality and price which also create the value for stakeholder.
「株主のために価格と質の両面でお客様の選択を勝ち取る」
典型的な外国企業らしいValueとMissionですね。力強さを感じます。実際に何度も買収を繰り返し会社を大きくさせています。 こういう一面とは一転、SABは南アフリカで初めて人種非差別雇用を採用した会社でも有名です。
③ブランド
ⅱ.イタリアのペローニ
ⅲ.アメリカのミラー
ⅳ.オランダのグロールシュ
が有名な四つのブランドです。ヨーロッパはとくにシェアが大きいですね。
次回は「no.26 世界第１位のビール会社:ABインベブ」です。お楽しみに^^
チャーリー・チャップリン(Charlie Chaplin)
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