お酒のあるライフスタイル

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no.19 アサヒ(Asahi)

 

アサヒビールがいかにして国内シェア1位を勝ち取ったか?

 

アサヒビールについて詳しく理解するために①歴史②理念③ブランドに分けて見ていきましょう。

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①歴史

創業者は鳥井駒吉。父の死により1870年に鳥井駒吉は17歳で家業を継承。

1889年、36歳にして「本格的国産ビール製造」を志し有限責任大阪麦酒会社設立

1906年、大阪麦酒(アサヒビールの前身)日本麦酒(恵比寿ビールを製造)札幌麦酒(サッポロビールの前身)が合併して三井系グループによる大日本麦酒株式会社設立

大日本麦酒株式会社は現在韓国でビールシェア1位のハイトビールの前身も設立している。また1945年まで中国ビールのトップシェアである青島ビールも経営していた。1949年、財閥解体の影響による過度経済力集中排除法の適用を受け大日本麦酒株式会社分割。朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)日本麦酒(現サッポロホールディングス)に。

 

②理念

その感動を、わかちあう。

いつも新鮮な価値を創造することが、人のこころを動かして、強い絆となる。いつも新鮮な明日を創造することが、人のこころを動かして、輝く力になる。そんな感動を、ひとりでも多く人々とわかちあいたい。それが、わたしたちアサヒグループの願いです。」とあります。長い(笑)けど、いい理念ですよね。

 

③ブランド

アサヒスーパードライ」がアサヒ最大のブランド。今年で販売30年に。使用する麦芽をぎりぎりまで減らし(約70%)、副原料(米・コーン・スターチ)の比率を高めることですっきりした味を実現。アサヒビールはこの味を「ドライ」という言葉で表現。また、アサヒスーパードライは、アサヒビールのもつそれまでの経験に頼らず、ゼロから開発されたビールだった。アメリカンビールに近い。

 

次回は「no.20 キリン(Kirin)」です。お楽しみに^^

 

スプモーニ(Spumoni)

Recipe

カンパリ/グレープフルーツ/トニックウォーター

 

<カンパリ>

ビター・オレンジや香草などから作られる苦みの強いイタリアのリキュール。