お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.18 ビールの日本市場

 

日本人ビール大好きですよね。何かあったら絶対ビール、飲み会でも接待でも。

和食でも中華でも、しまいにはフレンチでもイタリアンでも。(笑)

 

こんな民族の私たち日本人が年間でどれくらいビールを消費するかというと

628万㎘、缶ビール1900億個くらいになります。大体、赤ちゃんからお年寄りまで国民全員が半缶毎日飲むとこのような数字になります。

 

国内ビール市場規模は2.3兆円。(新ジャンルや発泡酒を除く)

市場を4大ビール会社がシェアを分け合うような形となります。なのでその4大ビール会社を見て行きましょう。

 

メーカー毎のビール売上ランキング

 

1.アサヒ

2.キリン

3.サントリー

4.サッポロ

 

1.アサヒホールディングス

代表ブランド:アサヒスーパードライ

60%以上がビールで、新ジャンルが20%前後、残りが発泡酒という割合です。

2.キリンホールディングス

代表ブランド:キリン一番搾り

新ジャンル、ビール、発泡酒がだいたい30%〜40%ずつ。

3.サントリーホールディングス

代表ブランド:ザ・プレミアムモルツ

新ジャンルの売上が60%以上を占めており、残りはビール。発泡酒はほとんどありません。

4.サッポロホールディングス

代表ブランド:ヱビスプレミアム

ビールが売上の半分を占め、新ジャンルが40%弱。残りが発泡酒という割合です。

 

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やはり軽やかで飲みやすいアサヒスーパードライが日本では大衆に一番飲まれてるなと印象で、縮小する国内ビール市場においてもアサヒはそのシェアを少しずつ伸ばしています。これも徹底したマーケティングの成果ともいえると思います。しかし、海外の売上になるとアサヒは会社全体の売り上げの一割強ほどしかありません。逆にサントリーとキリンは3割、アサヒは少し海外進出が遅れたようです。

 

話が少し変わって、日本の今流行りのクラフトビール!!

どのくらいのまれているかというと約1%...数年前は0.3%だったので少しずつは伸びてきているのですが、まだまだです。アメリカではなんとビール市場の20%クラフトビール。日本のクラフトビールもこれからが面白くなってくるのではないでしょうか。

 

次回は「no.19 アサヒ(Asahi)」です。お楽しみに^^

 

ピニャカラーダ(Pina Colada)

Recipe

ラム/パイナップルジュース/ココナッツミルク