no.17 ビールの種類:上面発酵ビール
今回も引き続きビールの種類「上面発酵ビール」について見ていきます。
上面発酵ビールのおさらいからすると、エールビールと一般的に呼ばれ「上面発酵酵母が15℃~25℃の比較的高い温度帯で発酵、フルーティで華やかな香りが特徴」、まとめると強くて個性豊かなビールと言えます。
①ペールエール
ホップの苦みや麦芽の香味が強く、高温発酵に由来する果実香がある。ペールとは色の淡い状態をいう。イギリスのバス・ペール・エールなどが有名。
②ビターエール
ペールエールに比べて苦みが強い。パブなどでよく飲まれる。
③ケルシュ
ドイツのケルン地方でのみ生産される。苦み香りが強く、炭酸は弱い。
小麦麦芽50%以上使用したビールで、ドイツのバイエルン地方特産。炭酸が強め。
⑤スタウト
砂糖を原料の一部として使い、ホップの苦みの強いビール。麦芽の香味を強調。黒ビールとは別物。ギネスなどが有名。
⑥アルト
ドイツのデュッセルドルフ周辺で作られているビール。麦芽の焦げ臭や苦みが強い。
ここまでビールの種類を見てきましたが、主に産地と色、発酵に分けると違いが認識しやすいかと思います。
次回は「no.18 ビールの日本市場」です。お楽しみに^^
マイタイ(mai tai)
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