お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.16 ビールの種類:下面発酵ビール

 

本日は「ビールの種類」についてです。今回と次回の二回で見ていきます。

この二回を終了すると、飲食店での注文や酒屋での購入が少しは楽になるかと思います。いつも同じものを注文してたけど今日は違うものにしてみようかなと思うようになるかもしれません。

 

そんなに覚えることは多くなく、ビールは大きく2種類に分かれるというのを念頭に置いておけば大抵はうまくいきます。

 

先にヨーロッパにおけるビールの種類の分布図をご覧ください。

 

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「アルト」「スタウト」などは有名なので聞いたことがあるかもしれませんね。

 

本日は「ピルスナービール」と呼ばれる下面発酵ビールから見ていきます。

先日も説明しましたが再度確認すると、下面発酵ビールとは「下面発酵酵母が10℃以下の低い温度で発酵、バランスが良く穏やかで爽快な味わいが特徴」、つまりあまり癖がなくて誰でも親しみやすいビールと言えます。

 

ピルスナービール

チェコのブルゼン(ピルゼン)が発祥のビール。淡色ビールの代名詞。

 

アメリカン

よりライトな味わいのピルスナービール。副原料を多く使用した清涼感を強調したビール。アメリカのバドワイザーなどが有名。

 

ウィーンビール

オーストリアのウィーンで誕生した中等色のビール。アルコールがやや高く、少し重いが、苦みは弱い。

 

ボックビール

ボックは北ドイツのアインベックが発祥の地。ホップの苦味が強く、コクがありアルコール度数が高い。

 

黒ビール

濃色ビール。上面発酵ビールのスタウトビールと混同されやすいが別物。シュバルツビールとも呼ばれる。

 

 次回は「no.17 ビールの種類:上面発酵ビール」です。お楽しみに^^

 

シンガポールスリング(Singapore Sling)

Recipe

ドライジン/チェリーブランデー/ベネディクティンDOM/コアントロー/

パイナップルジュース/ライムジュース/グレナデンシロップ/アンゴスチェラビターズ

 

<ベネディクティンDOM>

フランス産のブランデーに多数の香草や薬草を漬け込んで製造されるハーブリキュール。