no.6 お酒の脳科学・恋愛学
本日のテーマは皆さんが気になるお酒と恋愛の話。
その前にサブテーマである「お酒と脳科学」について手短に少しだけ触ります。
脳が継続的なアルコール摂取によって委縮するという研究結果があります。
人間の脳は30歳を過ぎると加齢減少によって少しずつ委縮してしまうのですが、アルコールはその委縮スピードを早めるとの統計結果。これには、休肝日の有無や飲酒の頻度、お酒の種類は関係なく「生涯のうちに飲むアルコールの総量」が大きく影響しているようです。
また認知症とアルコール摂取量も大きな関係があり、一定量までは認知症のリスクを下げる結果となっています。
下の相関図は引用。
お待ちかねの「お酒と恋愛学」に話を変えます。
まずはグラステクニックから。
簡単に言うと、グラスの距離と二人の心の距離は比例しますよという話です。
自分の飲んでいるグラスを相手のグラスの近くに置いてみて、相手のグラスが置いていた位置よりも遠くなれば、まだ距離感がある関係だということ。同じ場所もしくは近い場所に置けば、二人の関係は良好だということ。パーソナルスペースを応用したテクニックですね。
次はランチョンテクニック。
なぜ人は話をしたいときにランチをしたり、飲みに行ったりするのか。
それは”同じ釜の飯を食う”といいますが何かを食べる、飲むをしているときに相手のことを好意的に思いやすいという心理が働くからです。中でもコーヒーとお酒は強力で、この心理作用にコーヒーの場合さらにカフェインの効用である興奮作用、お酒の場合アルコールの場合”理性の座”のマヒが伴い効果は抜群です。
接待や商談がカフェやレストランで行われる理由がここにあります。
終電間際お酒を飲んでいるとお互いに好意がある場合、男女はその後の事で頭がいっぱいです。そんな時にお酒は罪を着てくれます。「飲みすぎて記憶がなくなっちゃった」といえば大抵はお酒が悪かったように聞こえなくもないですしね。(笑)
今回も一読ありがとうございます。
次回は「no.7 お酒と経済学」です。お楽しみに^^
ダイキリ(Daiquiri)
ラム/ライムジュース/シュガーシロップ(場合による)