お酒のあるライフスタイル

現役Bartenderがお酒のことについて発信します

no.151 最終回 御礼

皆様本日でブログを完結させていただきます。 ご覧いただいてました皆様本当にありがとうございました。 しばらく更新できないことも御座いましたが、何とか最後まで続けられることができ良かったと思います。 「継続こそ力なり」ですが如何に継続が難しいこ…

no.150 shochu 10

本日は焼酎について最終回になります。 今日はそば焼酎としそ焼酎を一つずつご紹介します。 ①吉兆雲海 厳選されたそば、伝統的な黒麹、それらと最も相性の良い宮崎県日向灘から採取した酵母を使用し、九州山脈山あいの自然に恵まれた「五ヶ瀬蔵」で作り上げ…

no.149 shochu 9

本日は代表的な泡盛のご紹介です。 ①春雨 戦後間もない1946年、那覇市の南部小禄の地に創業した酒造所です。約20年間小売をせず同業者や酒造協同組合への桶売りを専門に行っていた時期があり幻の酒と呼ばれていましたが、1997年に再び一般市場によみがえり話…

no.148 shochu 8

本日は黒糖焼酎について。 ①れんと 奄美大島でしか生産が認められていません。ボトルがほかの焼酎とは違い、薄い青と鮮やかな紫で涼しげな装いです。奄美大島の青い空と青い海に囲まれて音響熟成された黒糖焼酎です。マイルドな口当たりと透明感のあるサラサ…

no.147 shochu 7

本日も代表的な芋焼酎についてご紹介します。 ①森伊蔵 鹿児島県、錦江湾を一望する垂水市に位置する森伊蔵酒造。創業は明治18年。「魔王」「村尾」とともに「3M」と呼ばれる。初リリースは昭和63年。定価は2,500円程度だが、お酒屋さんやネット上では、一升…

no.146 shochu 6

本日も代表的な芋焼酎をご紹介したいと思います。 ①大魔王 クセのないフルーティーな味わい。黄麹仕込みの本格芋焼酎鹿児島県産の黄金千貫芋を日本酒に使われる黄麹で仕込み、常圧蒸留しました。黄麹特有のまろやかな甘みと、貯蔵熟成による芳醇な味わいが特…

no.145 shochu

本日も代表的な芋焼酎をご紹介します。 ①桜島 本坊酒造さんの代表銘柄「桜島」。そのデザインと酒質も新たに生まれた芋焼酎「さくらじま」です。南薩摩産のさつまいも(黄金千貫)を原料に、純粋培養の本坊酵母を使い、これまでにないフルーティさと甘く華やか…

no.144 shochu 4

本日は代表的なイモ焼酎をご紹介します。 ①八千代伝 昭和三年、初代八木栄吉創業の八千代伝酒造「八千代醸造元」。当時から人々に愛され続けた「八千代焼酎」は、遡ること数十年前、「八千代醸造元」休蔵に伴い、 やむなく生産中止となりました。 地元の古老…

no.143 shochu 3

本日は代表的な麦焼酎についてご紹介します。 ①吉四六 1866年(慶応2年)創業の老舗蔵元、二階堂酒造の作品。「きっちょむ」はとんち話が有名な大分県民なら誰もが知っている人物だとか。第一次焼酎ブームの火付け役となり全国に轟く銘柄です。厳選された大麦…

no.142 shochu 2

本日は代表的な米焼酎をご紹介します。 ①白 熊本県球磨地方は清流と良質の米と、いい酒が出来る条件の一つである寒暖の差に恵まれた本格米焼酎の里。世界の自由貿易を促進するWTO(世界貿易機関)のTRIPS協定(知的所有権を守る協定)にて「地理的表示」を保…

no.141 shochu 1

本日から10回にわたって「焼酎」についてご紹介します。 焼酎の定義から見てみましょう。 「焼酎とはアルコール含有物を蒸留した日本の蒸留酒」で、連続式蒸留焼酎と単式蒸留焼酎の二つに分類されます。連続式蒸留焼酎はアルコール度数が36%未満のもので、ラ…

no.140 Sake 10

本日は九州・沖縄エリアのご紹介です。 ①知恵美人 大分国東半島の南端部に位置する杵築市にある蔵元。代々続く銘柄「智恵美人」は創業者の奥さまの名前とか。地元流通の甘めの酒から脱し、6代目・中野淳之さんが仕掛けるのはフルーティな吟醸香とまろやかな…

no.139 Sake 9

本日は四国エリアの日本酒をご紹介します。 ①悦凱陣 香川県琴平にある小さな酒蔵。この酒蔵のなかで、幕末の志士・高杉晋作や桂小五郎が潜伏していたと伝わる。代々「凱陣」という酒を造り続け、今はほとんどが「悦凱陣」となっている。骨太で芳醇な旨みに満…

no.138 Sake 8

本日は中国エリアの日本酒をご紹介します。 ①王祿 無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、重い肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み…

no.137 Sake 7

第四回は東海・近畿エリアです。 ①醸し人九平次 ミシュランガイドの三ツ星レストランのワインリストに並ぶほど、国内外で活躍する愛知の蔵元。1997年、彗星の如く登場した酒は、若き15代目 久野九平冶さんと同年代の若い蔵人が「エレガント」というキーワー…

no.136 Sake 6

第三回は甲信越・北陸エリアです。 ①久保田 越後新潟の端麗辛口を代表する蔵元。天保元年(1830)創業以来、屋号を冠した「久保田」の銘柄を造り続けている。すっきりした味わいと飲み飽きしない淡麗さは、料理を選ばず、世代や性別も超えて愛されている。久…

no.135 Sake 5

第二回は関東エリアです。 ①鳳凰美田 美しい田園のなかにある小さな蔵ながら栃木を代表する銘柄を輩出。最近は需要に対し供給が追い付かず、入手困難。昔ながらの和釜で米を蒸し、佐瀬式の酒槽でやさしく絞り、丁寧に醸す。すっきりとフルーティな香りと吟醸…

no.134 Sake 4

本日からエリアごとのお勧めの日本酒をご紹介していきます。 一回目は北海道・東北エリア。 ①田酒 名前の通り、田んぼの米のみを使う酒ということで、純米酒造りにこだわる。幻の米といわれた地元青森の古城錦を復活させ、やはり県産の酒造好適米・華想いを…

no.133 Sake 3

本日も引き続き日本酒についてご紹介していきます。 今日は先日も触れた「製造工程の違い」による名称の違いを別の視点から見ていきます。 下の図をご覧ください。 ①生貯蔵 滓引き、濾過の後火入れをせずに貯蔵し、出荷前に火入れをしたもの。 ②生詰め 滓引…

no.132 Sake 2

本日は「日本酒の味と香り、温度」についてご紹介します。 日本酒は味わいや香りに合わせて大きく4つに分類できます。 ①熟酒 香りも味も濃厚なお酒。熟成酒などがここに当たります。 ②醇酒 香りは淡く味が濃厚なお酒。純米酒や山廃など。 ③薫酒 香りが濃く…

no.131 Sake 1

本日から10日間にわたって日本酒をご紹介します。 初回の今日は「日本酒の定義と分類」についてです。 日本酒といえば皆さんは何のブランドを思い浮かべるでしょうか。 プレミアムな日本酒として有名な「獺祭」や「十四代」、もしくは「八海山」や「久保田」…

no.130 Brandy 5

本日はカルヴァドスについてご紹介します。 ①Boulard カルヴァドスの語源は現在のカルヴァドスの生産地であるノルマンディー地方の沖合で“El Calvador”(エル・カルヴァドール)という船が難破した故事から生まれたという説が有力。リンゴを原料につくるブラン…

no.129 Brandy 4

本日はアルマニャックのブランドについて紹介します。 16世紀のフランス海軍の元帥の名前が由来となっている銘柄がシャボーです。フランス最大の輸出量を誇る銘柄であり、アルマニャックの定番銘柄として知られています。フルーティーな香りとクリアな味わ…

no.128 Brandy 3

本日はコニャックのブランドについてみていきましょう。 ①Remy Martin コニャックの代名詞的存在といっても差し支えない銘柄であるレミーマルタン。ブランデーを飲んだことがない人でも名前くらいは知っている人も多く、知名度・人気共に抜群のブランデー。…

no.127 Brandy 2

本日もブランデーについて。 皆さんコニャックとアルマニャックって聞いた事ありますか? 実はフランスの2大ブランデーの産地の事を言います。カルヴァドスというアップルブランデーの産地も含めて3大産地と呼ばれることも多いです。 ①Cognac フランスの南…

no.126 Brandy 1

本日から5回にわたりブランデーについて勉強していきます。 まずブランデーとはどういうものか見ていきます。 基本的にはワインを蒸留したものと考えていただければ理解しやすいかと思います。ブランデーの場合は広義で果実酒を蒸留したもの全体をさす事も…

no.125 Liqueur 5

本日はナッツ系リキュールについてご紹介します。 ①Kahlua メキシコでアラビカ種のコーヒー豆を主原料の1つとして作られる、コーヒーリキュールの1種である。カルーアはカクテルにして飲まれたり、製菓に用いられたりする。カクテルにする際はミルクとまぜ、…

no.124 Liqueur 4

本日も前回に引き続き代表的なハーブ系リキュールをご紹介します。 ①Benedictine フランス産のブランデーをベースとするリキュールのブランドで、長寿の秘酒として誕生したが現在では主に製菓用に使用される。ベネディクティンには、ベネディクティンD.O.M.…

no.123 Liqueur 3

本日はハーブ系のリキュールをご紹介していきます。 ①Campari 苦味のあるタイプのリキュールの銘柄の1つである。液色は赤く、アルコール度数は25度。イタリアで生産されている。イタリア語で「苦い」を意味する語が「アマロ(Amaro)」なので、アマロ系のリ…

no.122 Liqueur 2

フルーツ系のLiqueurについてご紹介します。 ①Cointreu コアントローは、フランスのコアントロー社が製造するホワイトキュラソーの1つである。オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴で、そのまま食後酒とするほか、カクテルや菓子、料理などに用いられ、氷な…